2021年8月中旬、某製鉄会社の煙突内部点検を行いました。

煙突内部は人間が入れるほど大きな出入口もなければ、中は高さ何十メートルもの空洞であるため足をかけられる場所もありません。そのため、煙突の内部がどのような状態なのか把握できない工場も多くあります。

今回の点検で取得した撮影画像では、煙突内部の石が敷き詰められている壁面の一部分に隙間が見られました。また、その箇所の石の並びが他の箇所と異なることから一度修繕された形跡も見受けられました。ドローンでの撮影は、多様な角度からの撮影が可能なのでドローン搭載のLEDカメラが照らした影の入り方により凹凸やクラックなども細かく観察することができます。