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AIR HOPE AX-2601 活用実験 超小型ガスクロマトグラフ Sylphを搭載し、高所でのガス検知検証を実施しました。

弊社は、ボールウェーブ株式会社と協力し、AIR HOPE AX-2601に多種類の混合ガスの種類と濃度を測定する分析装置「超小型ガスクロマトグラフ Sylph」を搭載した検証を福島ロボットテストフィールドにて行いました。

ボールウェーブ株式会社が開発したガスクロマトグラフ Sylphは、3mある長い竿の先でガスを吸い取り、分析に回すためのガス採取ができます。発生元に近づかずに実施できるため、ドローンが建造物と接触する危険がなく、プロペラが巻き起こす気流によりガスが散ることもありません。

今回、建物よりガスが発生していることを想定して模擬プラントの中層階にて5種混合ガス(ヘプタン、オクタン、ノナン、トルエン、キシレン)を発生させて、AIR HOPE AX-2601にSylphを搭載して飛行させ、建物の中に竿の先を入れてガスを検知する動作の確認ができました。

本検証から、煙突の先のガスの分析やガスタンクなどからのガス発生事故に見舞われた際にも活用できることが想定されます。これにより、工場プラントでの異常時の点検や災害発生時の二次災害対策として、ガスの発生有無やガスの有毒性を発見することが可能になります。

セブントゥーファイブ株式会社は、機体開発以外にもドローンに搭載するツール・機器の選定や検証、それに伴うAIシステム開発も自社にて行っております。ドローンの社会実装を実現するため、新たなソリューションを創り出すべく開発から社内検証まで徹底して取り組んでいます。

ボールウェーブ株式会社 「超小型ガスクロマトグラフ Sylph」 製品情報
https://www.ballwave.jp/products/sylph.php

国産産業用ドローン「AIR HOPE AX-2601」 製品情報
https://seventofive.co.jp/airhope/

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