事例
2019.12.23
ドローンによる施設内点検事例(工場の貯蔵タンク内を点検した事例をご紹介します)
セブントゥーファイブでは、お客様のニーズに合わせて様々なドローンと手法を用いて、従来点検ができなかった施設設備内も最新のドローンで効率的に点検することができます。
今回、B社様の工場内にある貯蔵タンク内部を点検した事例をご紹介します。
(1)点検概要
実施目的 | 貯蔵タンク内部の損傷状況を撮影点検 |
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実施日 | 2019年 冬 |
実施時間 | 午前9時00分~ 午後3時15分(打ち合わせ・準備含む) |
実施機器 | ELIOS 2 |
(2)点検の流れ
①当日の作業内容の打ち合わせ。
②貯蔵タンク内部にドローンをくまなく飛行させ、動画と静止画の画像データを収集。
③モニターでカメラ映像を確認しながら、技術関係者の撮影希望箇所の撮影。
④撤収作業及び、撮影したデータの保存状況を現場で確認。
(3)点検考察
・ドローン機体の周囲にカーボン製の球体ゲージでカバーされているので、内壁等に接触しても問題はありませんでした。
・4Kカメラで撮影したデータのため、細部まで確認することができ、貯蔵タンク内の腐食や損傷状態を直接肉眼で見る場合と比較して遜色ないレベルでした。
・貯蔵タンク1基あたり3~4回の空撮で一通りの点検が完了しました。
(4)まとめ
従来は人の立ち入りが困難な狭小空間や、GPS電波の届かない施設や設備内部でも、最新のドローンを活用することで、これまで点検することができなかった箇所も点検ができます。それにより、点検可能な範囲が拡大し、従来の点検方法では気付けなかった事故や不具合の発生も未然に防ぐことができます。点検作業の安全性や時間やコスト面も、ドローンを使用することで大幅に向上させることができます。
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