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2025.02.27
東京都・千代田区合同帰宅困難者対策訓練におけるドローン空撮の実施
2025年2月14日に東京都と千代田区が合同で主催した「令和6年度帰宅困難者対策訓練」において、帰宅困難者が東京駅前広場を移動する様子を記録撮影しました。本訓練は、首都直下地震の発生を想定し、東京駅周辺での帰宅困難者対応を強化することを目的に実施されています。
昨年より、千鳥ヶ淵や北の丸公園など区内での空撮を重ねてきたことから、千代田区の依頼を受け空撮の実施に協力いたしました。

ドローン空撮とリアルタイム配信
この度の飛行は、航空法で規制されるイベント上空の飛行に該当するため、国土交通省への飛行許可申請を行うとともに、カラーコーンの設置や警備員の配置による立入管理措置を講じました。さらに、ドローンが飛行エリア外へ逸脱しないようワイヤーで係留し、定点空撮を実施しました。
また、ドローンで撮影した映像をリアルタイムで配信し、訓練の進行状況を関係機関が遠隔で確認できるかどうか、今後の実施に向けた技術検証を行いました。
今後の課題と展望
発災時には、さまざまな場面でドローンの活用が想定されます。今後も東京都や千代田区と連携しながら、官民一体となって災害時のドローン活用に取り組んでまいります。
