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Withコロナの時代にドローンが見せる活躍と社会進出が期待される未来

2020年、新型肺炎コロナウイルス感染症が世界に蔓延し生活様式が一変しました。

こまめな体温測定やソーシャルディスタンスの確保、新たな勤務形態としてリモートワークが推奨されるなどwithコロナの世の中に合わせて生きていく準備を整えています。非接触の体温測定器などこれまでになかったIT技術が求められるようになりましたが、その中でドローンはどのような働きが期待されているのでしょうか。

イギリスでは、NHSドローンが検体サンプル、テストキット、保護具を病院間で運ぶために使用されています。

宅配便の代わりにドローンを使用することで物理的な接触を減らし二次感染のリスクを最小限に抑えるため、ドローンがGPSを介して安全な空中経路を確立することを目的とした運用です。※BBC NEWS 2020/10/7記事参照

身近なところでは、2019年の夏にアメリカAmazon社がFAA(連邦航空局)から航空運送業者として、承認を受けたドローンによる配送サービスのPrime Airが現時点でテスト段階ではあるものの今後の実現に向けて進められています。

FAAは、配送ドローンの発展のためにドローンメーカー8社に向けて制限を緩和しました。

その中の実際の配送例としてはAlphabet社からスピンアウトしたWingはバージニア州のクリスチャンズバーグで家庭への配送を1年間行っており、今後パンデミック状態が続くことを見越してアメリカ全州に渡る配送の可能性も考えています。※Forbes 2020/ 12/6記事参照

これらの事例を皮切りにドローン配送が世界的に普及することで、配送業界の労働力不足解消や配送時間の短縮、離島などへの配送範囲拡大につながることはもちろん、感染症拡大防止の効果も実証されれば人々を救う功績としてドローン史に残る偉業になるかもしれません。

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